はじめに
今日も学校から帰ってきて、YouTubeを3時間見ました。
「もっと遊んであげた方がいいよね。」
「コミュニケーションの練習をした方がいいよね。」
そう思いながらも、タブレットを渡してしまうわたし。
療育センターで働いているのに…。
家ではこんなんです(笑)
仕事では保護者の方から、
「YouTubeって見せても大丈夫ですか?」
と相談を受けることもあります。
だからこそ、自分自身も「これでいいのかな」と悩むことが何度もありました。
今日は、そんな少し情けないわたしの本音を書いてみようと思います。
YouTubeやゲームが大好きなペン太
特別支援学校小学部2年生、重度知的障害&自閉症のペン太。
学校や放課後等デイサービスから帰ってくると、

「YouTube見たい!(絵カード)」
それが毎日のルーティンです。
本当は一緒に遊んだり、おもちゃで遊んだりしたい気持ちもあります。
でも、おもちゃに誘っても5分で終了。
ペン太は遊びの幅がとても狭いです。
一人で遊びを広げることが苦手で、「どうやって遊んだらいいのか分からない」という様子もよくあります。
わたしと一緒なら遊べても、離れると遊びが止まってしまうことも少なくありません。
得意なお絵描きや粘土遊びも、目を離すと紙を破ってしまったり、物を壊してしまったり…。
だから、家で遊ぶとなると、どうしてもわたしがつきっきりになります。
一番夢中になれて、一人でも楽しめるのがYouTubeやゲームなんです。
そんな姿を見ながら、
「これでいいのかな。」
と考えてしまう日が何度もあります。
本当はもっと療育した方がいいと思ってしまう
視覚支援。
PECS。
マカトン。
感覚遊び。
ブログでは、わが家で実践してきた取り組みをたくさん紹介しています。
だからこそ、
「もっと家でもやらなきゃ。」
そんな気持ちになることがあります。
療育センターで働いているからなおさら、
「家でも毎日コミュニケーションの練習をした方がいいよね。」
「少しでも成長につながる時間を作らなきゃ。」
そんなふうに、自分で自分にプレッシャーをかけてしまうこともあります。
でも現実は、毎日そんなにうまくいきません。
学校から帰ってきたペン太は疲れているし、わたしも仕事や家事でヘトヘト。
お兄ちゃんのことだってあるし、ペン太のことばかり構っていられない。
理想はある。
でも、現実との間で揺れながら毎日過ごしています。



YouTubeやゲームをしている姿を見ると罪悪感でいっぱいでした…。
正直、YouTubeに助けられている


ペン太がYouTubeを見ている間に、洗濯物をたたむ。
夕飯の準備をする。
明日の準備をする。
スマホを見て、一息つく。
もしYouTubeがなかったら、今のわが家の毎日はきっと回りません。
「できれば見せない方がいい。」
そんなことは十分分かっています。
でも、助けられているのも事実です。
「このままでコミュニケーションが育たないんじゃないか。」
「YouTubeばかり見ていて大丈夫なのかな。」
そんな不安は今でもあります。
でも、毎日は理想通りにはいきません(>_<)
「今この時間に一緒に遊んでいたら、もっとコミュニケーションが育つのかな…。」
そんなことを考えてしまう日もありました。
ある日、気付いたこと
よく考えてみると、ペン太はYouTubeを見ている時間、とても穏やかな表情をしています。
大好きな動画を見て笑って。好きな歌をたくさん聞いて。
それもペン太にとって、大切な【休憩時間】なのかもしれません。
ペン太は毎日、学校で頑張って。放課後等デイサービスでも頑張って。
たくさんの人と関わって、たくさんのことを経験して、家に帰ってきます。
そんなペン太にとって、家はどんな場所なんだろう。
「もっと頑張ろう。」
「もっと練習しよう。」
そんなふうに、家でも何かを求められる場所になってしまったら、安心して休める時間がなくなってしまうかもしれない。
そう考えたとき、家くらいは、何も求められず、ホッとできる場所でもいいのかな。
そう思えるようになりました。
もちろん、一緒に遊んだり、コミュニケーションを楽しむ時間も大切です。
でも、「今日はYouTubeを見てゆっくり過ごしたい。」
そんな日があってもいい。
今はそう思っています。
YouTubeだけじゃない
もちろん、ずっと見せっぱなしではありません。
5分だけトランポリン。
5分だけ追いかけっこ。
PECSを使う時間。
マカトンでやり取りする時間。
そんな短い時間を、できる日に少しずつ積み重ねています。
実はわたしには、一つだけ決めていることがあります。
毎日1つだけ頑張る。
今日はトランポリン。
今日はお手伝い。
今日はPECS。
今日は追いかけっこ。
どれか一つだけでもいい。
「今日はこれができたから大丈夫。」
そうやって寝る前に自分を納得させています。
毎日100点を目指すのではなく、1つだけでも親子で向き合えたら、それで十分。
そう思うようになってから、少しだけ気持ちが楽になりました。
わたしも完璧じゃない


ブログには、うまくいったことを書くことが多いです。
でも現実は、
YouTubeの日もあります。
ゲームの日もあります。
わたしがイライラしてしまう日もあります。
ペン太が荒れて、どうしたらいいか分からなくなる日もあります。
「今日は全然ダメだったな…。」
そう思いながら眠る日もあります。
でも、できなかったことを後悔しないようにしています。
昨日うまくいかなかったとしても、今日また少しだけ頑張ればいい。
そんなふうに思いながら、わたしは今日もペン太と過ごしています。



これが今日のわたしの「精一杯」なのです。
まとめ
「もっと頑張らなきゃ。」
そう思ってしまうママは、きっとわたしだけではないと思います。
でも、子どもが安心して帰ってこられる家。
親もホッとできる時間。
それも、毎日の暮らしには大切なんじゃないかなと思うようになりました。
今日もペン太はYouTubeを見ました。
そして、わたしはその横でスマホを見ていました。
でも、夜寝る前にペン太の大好きな「おにぎり」の絵本を一緒に読みました(^^)
完璧じゃなくてもいい。
今日もペン太が笑って、わたしも少し笑えた。
それだけで十分。
明日もまた、「毎日1つだけ頑張る。」
そんな気持ちで過ごしていこうと思います。
最後までお読みくださりありがとうございましたm(_ _)m
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