発語なしの息子トイトレの進め方は?スローステップで成長中

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発語なし、超多動、知的障害あり、睡眠障害あり
そんな自閉症の息子を、療育センターで働くママが試行錯誤しながら育てています🌱
可愛いけれど、大変すぎる毎日です💦
お兄ちゃんのしろくまは、優しすぎる繊細ボーイ👦

こんにちは、やむやむです☺

今回は、発語なしの息子のトイレトレーニングのお話をしたいと思います。

ペン太5歳、園ではパンツ、家ではオムツで過ごしており、まだ完全にトイトレ完了にはなっていません💦

家で療育をやったり絵カードを作ったりと、一生懸命ペン太のお世話をしているように見えるわたしですが(?)トイトレに関してはのんびりし過ぎてしまい、気づいたら年長さんになっていました(^^;)

実は、園ではほぼ漏らさずに過ごせているペン太。それならば家でもできるのではないか?これはもう、わたしのやる気の問題なのだと思わずにはいられませんね。

家でも少しずつ取り組んで行こうと思っていることをお話したいと思います。よろしければお付き合いください☆

発語なしのトイトレ

・『トイレに行きたい』が言えない息子のトイトレは定時排尿。
・まだ寒い時期なのでパンツ移行は夏頃を予定し、それまでに家での成功を増やす。
・おしっこはトイレでするということを何度も伝えていく。

目次

トイトレをはじめる目安

一般的な目安

一般的なトイトレ開始の目安としてよく言われているのが

★おしっこの感覚が長くなる(膀胱に貯められるようになる)こと
★自分で歩いてトイレまで行けること
★ズボンの着脱ができること

あたりが挙げられるかと思います。

2歳後半頃からトイトレを開始し、3歳前後で完了する子が多いです。

しかし、知的障害などの障害がある場合は、この目安だけでは開始してもおそらく難しく、付け加えると、

①おむつが濡れることを不快だと思うこと
②排泄リズムが整っていること

の、2点が重要かと思っています。

ペン太と同じ自閉症でも、感覚過敏でズボンがちょっとでも濡れるのがイヤな子はあっという間にトイトレ完了できたりしていて、ちょっとうらやましいな~と💦(過敏な子はそれはそれでとても大変なことも多いのですけどね)

ペン太のパンツデビューは3歳

一般的にみんなががんばっている2歳頃は、ペン太のトレーニングは全くしませんでした。2歳のペン太の能力的に、全くトイレができる気がしなかったからです(^^;)

保育園でも、『ペン太君にはまだ早いかな~』と言われ、オムツのまま過ごす毎日。

ただ、保育園生活の中でみんなで一緒にトイレに行って座るということを、ずっと習慣としてやってくれたおかげで、トイレに座ることに抵抗はないようなので、その点はありがたいなと思っています。

定時排尿で進めていくしかない

3歳で児童発達支援施設(以下、児発)に毎日通うようになり、そこでやっとパンツデビュー☆児発での活動中はパンツで過ごすようになりました。

発語もなく、自分から発信することが苦手なペン太は自ら『トイレいきたい!』などと、言えるはずもなく、時間になったらトイレに連れて行ってもらう方法(定時排尿)ですすめてくれたようです。

絶対漏らすだろうなぁ…先生たちに申し訳ないな💦と心配していたのですが。あらびっくり。ほとんど漏らすことなく過ごせているではありませんか!(゚ロ゚)

あれ、思ったよりすんなり成功できたな、これはいけるかも?

そんな甘い考えを持っていたのが2年前のお話…そこからが長かった💦(というか、まだ継続中です)

現在のトイトレ状況

新年を迎えて約二ヶ月が経ちましたが、今年に入りペン太児発でのトイレ成功率100%です!そういえば、漏らした洋服を持ち帰っていない(^^) 素晴らしい♪

しかも、なんと『ペン太くん、今日トイレを指さしておしっこ行きたいと教えてくれたんですよ』と、本人から発信ができたという、嬉しいお知らせが☆

『自分から発信』とは!?すごい!去年に比べると、かなりの成長(^^)

家に帰るまではパンツで過ごしているペン太。家に着くとトイレに行くのが習慣になっていて、自らトイレに行ってくれるのです。ここまでは花丸です◎

しかーし。その後、自分でオムツを持ってきて履き替えます。もう家ではオムツで過ごすと決めているようです。

わたしがのんびりしていたせいもあり、『家ではオムツ』という、ちょっとしたこだわりになってしまいました💦反省です(>_<)

対策:オムツは面倒くさいということをわからせる

児発でここまで成功率が上がっているならば、もう少し暖かくなってから家で一気にがんばろう!と思っているのですが、

『おしっこはトイレでしなければならない(マスト)』という感覚がまだ身についていないので、ここはわからせなければいけないところ。

・わざわざあそびを中断してトイレに行くのが面倒くさい
・そのまましていても、母が丁寧にオムツを交換してくれるだろう
・オムツが高性能で不快感がない

ペン太の場合ですが、おそらく『おしっこはトイレでする(ベター)』ということは理解しているようですが、オムツ生活で困っていない → トイレに行く必要を感じていない ように思われます。

なので、『オムツでも面倒くさいんだよ!』を教えてみようかと、下記のことを実行することにしました。

・ズボン、オムツは自分で脱ぐ
・オムツは自分で持ってくる
・一人で着替える(手伝わない)
・オムツはトイレのゴミ箱に自分で捨てさせる

当たり前のように、わたしがオムツを用意して履かせて、オムツを捨てて…とやってしまっていましたが、改めてみると、どれもペン太が一人でできることなのだと気づきました。(時間はかかるけれども)

はじめは面倒くさそうな顔をしていましたが、やらせてみると声かけだけで案外できたので定着させていきたいと思います(^^)

この話に限らず、ついついわたしがやってしまった方が早いし楽だと思って済ませてしまうことが多々あります。本人ができることは時間がかかっても自分でやらせることが、将来の自立にもつながるのですよね。

『自分のことは自分で』基本中の基本ですね

対策:スマホのアラーム機能で『トイレの歌』を流し、楽しく誘導してみる

朝の支度が遅くなってしまう小学生につい『早くしなさい!』と、ガミガミ怒ってしまうお母さんの代わりに、アレクサを使ってみた。

時間になると自動音声で『学校に行く時間だよ!』と教えてくれるように設定したら、子どもがスムーズに支度ができるようになった。

母も怒らなくてよくなってストレスが減った。

という記事を何かで読み、我が家もアレクサにトイレを誘導してもらったら楽ではないか!と、ひらめいてみたものの、今までアレクサを使用したことがないわたし。

まずはスピーカーでも購入しようかな?(形から入るタイプです笑)と、夫に相談したところ、『値段も高いし、他のもので代用できそうだから却下』されまして(-_-)

結局落ち着いたのが、手持ちのスマホ(iPhone)のアラーム機能で音楽を流す(曲を設定)という方法でした(^^;)特に購入しなくてもあるもので十分でした。

ペン太のトイレに連れて行きたい時間にアラームを設定し、その音楽が鳴ったらトイレに行くを習慣化することで、音楽が鳴ったら自分でトイレに行くようになるのではないかと期待☆

ちなみに音楽は、NHKいないいないばあの『トイレでスー♪』をチョイス。『チ・チ・チチチ チッチしてスー♪』というイントロがわたしのお気に入りです(^^)

ペン太の反応はというと、はじめは曲が流れると喜んで反応してくれましたが、何度か繰り返すと『またトイレかよ。めんどくさ』と、怪訝そうな顔。

ペン太しゃべれませんが、母には心の声がしっかり伝わっていますよ(^^;)もうちょっとやる気をだしておくれ(笑)

対策:お人形あそびで『おしっこはトイレ』

お人形あそびが好きなペン太。

お人形にごはんを食べさせたり、買い物に行かせたり、自動販売機でジュースを買わせてみたり。ひとりあそびになりますが、楽しそうに遊んでいます(^^)

端から見ていると、結構ちゃんとしたストーリーになっていておもしろいです!

『ねえねえ、わたしも仲間に入れて~!』
『わたしもごはん食べたいな~!』

たまにわたしが人形を使って、ペン太のおままごとワールドにお邪魔をするのですが、ペン太は自分が思い描くストーリーで進みたいので、割り込んで入ろうとすると怒ります。

怒られながらも、めげずによく介入していく母💪たまに気が向くときは仲間に入れてくれます笑。

そんな人形あそびの中で『トイレ』を入れてみています。

『どうしよう~おしっこ行きたくなっちゃった』
『おでかけの前にトイレに行こう♪』

なんでもいいので、トイレでおしっこするのが当たり前だよ!という刷り込みをちょこちょことあそびの中でできたらいいなぁと(^^)

↓↓ お気に入りのマイクのぬいぐるみをトイレに座らせているペン太🐧

こんな感じで、色々と仕込んでみている今日この頃です。

あとは、暑くなるのを待つのと、わたしの忍耐力、やる気ですね💦(そこが問題)おしっこはできるような気がするけれど、💩はまだまだな気がするなぁ。

仕事では、子ども達がいくらお漏らししても全くイヤではないんですけどね(一応、療育保育士です)。家でお漏らしされるのはどうしてもイヤで…(^^;)そんなことを言ってはいられないのですが。。

また経過を報告させてくださいね!お読みくださってありがとうございました。

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