PECSでコミュニケーション訓練【遊びの中から属性語を増やす】

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発語なし、超多動、知的障害あり、睡眠障害あり
そんな自閉症の息子を、療育センターで働くママが試行錯誤しながら育てています🌱
可愛いけれど、大変すぎる毎日です💦
お兄ちゃんのしろくまは、優しすぎる繊細ボーイ👦

こんにちは☺やむやむです。

発語のないペン太は、3歳からPECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)の訓練中。『ください』の要求はとても上手で、欲しいものがあるときはPECSを使って要求するという自発的コミュニケーションは育ってきているかなと思います🌱

しかし、それ以外の動詞、形容詞などの属性語を増やすことに苦戦しています(^^;)この属性語が増えていくと、コミュニケーションの幅ももっと広がると思うので、がんばって教えていきたいところです。

今回は、わが家で『属性語』を増やすためにやっていることを紹介します☆

目次

好きな遊びから見つける

PECSで一番大事なのは強化子(欲しいもの・好きなもの)です。ペン太がPECSをあっという間に習得できたのは、食いしん坊だったからだと思うのですよね(^^;)お菓子を食べたい一心でメキメキ上達していきました笑。

PECS/グミください

逆を言えば、欲しいものでなければやる気がでないということ(^^;)なかなかペン太の強化子になりそうなものを見つけられず、あまり先に進めていないというのが現状です。

お絵かきブーム到来!

『食』にしか興味がなかったペン太ですが、最近は『遊び』にも興味を持ち始めました。今のブームは『お絵かき』!今までは毎回毎回全く同じ顔ばかり描いていたのに、急にトラの絵を描きはじめました(゚Д゚)ホントにある日突然です。

それからは、わたしが少し描き方を教えるとそれをマネして描けるようになりました(^^)『模倣』のスキルがちょっと育ってきたかなぁと、成長を感じます☆

そんな中、『キャラクターの絵を描きたいけどうまく描けないから途中まで描いてほしい!』というときに、わたしにクーピーと画用紙を持ってきて要求する姿が見られました。

お!これは『属性語』を増やすチャンスが到来!

母はそういうチャンスを見逃しません💪その夜、急いで絵カードを作成しブックに追加。

上の4つのカードはかなり初期の頃に作ったので、今とサイズが違っていますね(^^;)

使い方を教える

『このキャラクター描いて』とクーピーを持ってきたら、ブックに誘導し、カードの使い方を教えます。

2,3回繰り返すと理解できたようで、カードで要求できるようになりました!

顔の輪郭だけ、わたしに描いて欲しいらしいです笑。あとはクーピーを奪い取って自分で描いています。

好きなことは飲み込みが早い(^^;)良いことなんですけどね。そういうささやかな『要求』を見逃さず、1つずつ教えていくことで、少しずつ使える属性語が増えていくといいなと思います。

それにしても、急にお絵かきが上達したことにびっくりです。かいじゅうステップワンダバダがお気に入りのようで、カネちゃんをひたすら描いております。

ちょっと教えたら、ピグちゃんも描けるように(^^)マネをするスキルはとても大事で、発語への一歩と言われています。発語につながるといいなぁ。

お絵かき中は、結構長い時間集中して取り組んでいるので、こちらはとても助かるのですが、ノートがどんどん減っていくのが難点。100均で買ったスケッチブックがあっという間になくなってしまいます(^^;)ちょっとでも描いて気に入らなかったらそのページにはもう描きたくないというこだわり。。もうちょっと余白にも描きなよ~💦

まぁ、ペン太の『好き!』がひとつ増えて母は嬉しいです(^^)ペン太の力強く独創的な絵が大好き♡これからもたくさん描いてね!

お読みくださってありがとうございました。

※PECSは正しいルールに乗っ取ってやらなければ効果がありません。ミラミッド教育コンサルトオブジャパンさんの講座を受けてから実施することをおすすめしますm(_ _)m

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