発語なし、超多動、知的障害あり、睡眠障害あり
そんな自閉症の息子を、療育センターで働くママが試行錯誤しながら育てています🌱
可愛いけれど、大変すぎる毎日です💦
お兄ちゃんのしろくまは優しすぎる繊細ボーイ👦
こんにちは☺やむやむです。
現在5歳のペン太。今でこそ多動すぎて超絶大変な坊やですが、産まれたときはそれはそれは大人しい静かな赤ちゃんでした。
今日は、そんなペン太が0歳の頃のお話をしたいと思います。よろしければお付き合いください。
・0歳の頃は大人しくて育てやすかった
・障害があるとは少しも思わなかった
・1歳頃から違和感を感じることが増えた
0歳の頃は全く手のかからない赤ちゃんだった
5年前の夏、2回目の出産ということもあり、とてもスムーズにこの世に誕生してくれたペン太。
2,500gで産まれ、少し小さめではありましたが、よく飲んで、よく寝て、すくすくと大きくなってくれました。
首座り…4ヶ月 お座り…7ヶ月 ハイハイ…9ヶ月 歩行…1歳2ヶ月
発育は特に問題なし。ハイハイや歩行は何の問題もなくクリアしていました。
赤ちゃんの頃はあまり泣くこともなくとても静かで、時々存在を忘れてしまうくらい、おとなしかったです(^^;)
目はよく合ったし、名前を呼べばこちらを振り向きました。特に偏食もなく、離乳食も順調で何でももりもり食べてくれて感心したのを覚えています。
『手のかからない子だなぁ』と、当時はのんきに思っていました。
4つ上の兄も全く手のかからない子だったので、我が家の男子は夫に似て穏やかでマイペースなんだな~ありがたい。そう疑いませんでした。
今思えば、障害の特性があったのかも
当時は全く疑問にも思っていませんでしたが、今思えば、障害の特性だったのかな?と思うところがちょこちょこあります。
例えば…
【よく眠る】
これは感覚が鈍磨すぎて日常的な刺激(音、光、温度など)を感じにくかったのではないか。
【離乳食をよく食べる】
これもお腹がいっぱいになったという感覚がわからず、満腹でも食べ続けてしまっていたのではないか。
【オムツが濡れていても泣かない】
濡れている感覚がわからず、不快さを感じなかったのではないか。
今思うとちょこちょこ思い当たるところがありますね(^^;)
今思えば、あまり模倣をしなかったかもしれない?今思えば、あまり泣かなかったような気がする?そう言えば、抱っこしたときに身体を突っ張るときがあったような?そういえばそうだたかな?と、そんなレベルです。
0歳のときは『育てにくさ』を感じたことがなかったこともあり、障害があるなんて、1ミリも思わず子育てをしていました。
↑↑今思えば、このアンパンマンの乗り物も自ら漕ぐこともなくただ座っているだけだった気がします。当時は楽しく乗っていると思い込んでいました(^^;)
何かおかしいぞと思い始めた0歳終わり
そんな静かな息子と、平和な育休ライフを満喫していましたが、だんだん雲行きが怪しくなってきました。
『あれ?何かおかしいぞ?』と思い始めたのは、0歳の終わり頃です。ハイハイや伝い歩きで自分で自由に行き来ができるようになり、部屋の中で気づくといないことが増えました。
お風呂場や洗面、キッチンの炊飯器など、気になるところを見つけると猪突猛進。こちらの『だめだよ!』が全く通じません。怒っても、注意しても、本人に伝わっている手応えがありませんでした。
そしてその時期に、一番あれ?と思ったことは、母への執着が全然ないということ。子育て広場などに行っても、すぐわたしから離れていってしまい、そして戻ってこない。わたしがいなくても泣かない、探さない。
当時は、人見知りもしない子、物怖じしない子、などとプラスに考えていましたが、今思うと『母』のことを認識していなかったのだなと思います。
【0歳のときに感じた違和感】
- あまり泣かなかった
- よく眠る子であった
- 何でも食べる子であった
- 指示が入っていないことが多かった
- 母に執着がなかった
- 人見知り、場所見知りをしなかった
自閉症の子の中には、産まれたときから泣いて泣いて夜中も寝ずに、偏食もひどくとても大変な赤ちゃんだったという子が多い印象です。療育で一緒のママさんたちは、子どもが赤ちゃんのときからとても苦労してきたと語る方がほとんどでした。
しかし、わたしが働いている療育センターでは、たまーにペン太のようなタイプ(0歳児は手がかからず大人しかった)のお子さんのお話を聞くので、一定数はいるのでしょうね。
わたしは、0歳のときが、ペン太と過ごす5年間の中で一番のんびりできて心穏やかでした(^^;)
結局のところ、赤ちゃんの段階でははっきりしたことは専門家でもわからず、後になってこんな所が特性だったのかもね、となるのだと思います。
お読みくださってありがとうございました☺