発語なし、超多動、知的障害あり、睡眠障害あり
そんな自閉症の息子を、療育センターで働くママが試行錯誤しながら育てています🌱
可愛いけれど、大変すぎる毎日です💦
お兄ちゃんのしろくまは、優しすぎる繊細ボーイ👦
こんにちは☺やむやむです。
今回は、ペン太が1歳半検診を受けたときのお話をしたいと思います。
1歳半検診のことはうろ覚えなのですが、そのときに保育園でペン太の現状を聞いたときにショックすぎて大ダメージを受けたことは今でも鮮明に覚えています(^^;)
そんな1歳半検診あたりのお話です。よろしければお付き合いください。
・1歳頃に感じていた違和感を感じていたが、忙しさの中で見て見ぬふりをしていた
・保育園での現状を知って唖然
・地獄に突き落とされる気がしていた1歳半検診はあっさり終わった
1歳頃に感じていた違和感
1歳頃から少しずつ『違和感』を感じ始めたペン太でしたが、満1歳で保育園に入園。
わたしの職場復帰もあり、忙しさの中で『違和感』をどこか見て見ぬふりをしていました。
ペン太 ~1歳頃感じた『違和感』~
- 母に執着がない
- 全く人見知りをしない
- 指示が通らない
- 席に座れない
毎日担任の先生からも特に何も言われないし、集団生活できているのかな。よく走り回っているけれど、『男の子』はこんなものなのかな。
兄がとてもおとなしい子だったため、あまり参考にはならない。『普通の男の子』は活発で、このくらい動き回るのかもしれないな。
色々と言い訳をし、深くは考えないようにしていた気がします(^^;)
蓋を開けてみれば、保育園では問題だらけ
保育園での現状に愕然
そして、1歳半を過ぎた頃、役所から『1歳半検診』の案内が届きました。
発語がなかったので何か言われることは覚悟していましたが、引っかかるのは言葉くらいかな?と。
でも念のため、保育園で何か相談してきた方がいいことはないか、お迎えの際にさらっと聞いてみました。
『今度1歳半検診があるんですけど、保育園で気になることありますか?』
わたしの問いに、待ってましたとばかりの担任の顔。
『ペン太くんなんですが…
まず朝の会などのときに席に座れず、いつもどこかへ行ってしまいます。
話かけても通じてないかなと思うことも多いです。
お友達にあまり興味がなく、みんなで遊ぶあそびには入ってきません。
ダメと言っても棚のような高いところに登ったり、いろんなものを口に入れたりしてしまって…あとは~(まだまだ続く)』
……す、すいません(汗)
まさかまさか!(゚Д゚) こんなにも問題があるとは思ってもいなく、かなり衝撃を受けたことを今でも覚えています。
先生も、いつわたしに話そうかと思っていたのでしょう、問題が出るわ出るわ💦
そんなに迷惑をかけていたとは思わず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。衝撃的すぎて、大ダメージを受けました。
1歳半検診のことというと、どちらかといえばこのときの保育園のことの方が記憶に残っている位です。
ペン太 1歳半頃 ~保育園から聞いた話~
- 朝の会などで注目ができない
- 指示が通らない
- コミュニケーションがとれない
- お友達や先生に興味がない
- お散歩でお友達と手がつなげない
- 高いところに登ってしまう
- 石やゴミなどを口に入れるときがある
1歳半検診が憂鬱になる
これは、確実に1歳半検診で引っかかるだろうな。
当時は『引っかかる』ということで、『問題あり』の大きな烙印を押されてしまい、地獄に突き落とされるような感じがしていて…。検診に行って、何か言われることがイヤでイヤでたまりませんでした。
当時はまだ療育センターで働いていなかったので、『引っかかったあと』のイメージも沸かず…。
友達の子が何人か、役所が主催する親子教室に通うことになっていたなぁ。ペン太もどこかに通うことになるのかな。
でもフルタイムで仕事もしているし、毎週通ったりできるのだろうか。通わなかったらペン太はどうなるの?わたしが仕事を辞めて、我が家の生活は大丈夫?
とにかく、先の見えない不安を抱えていました(T_T)
あれから約3年半後の今現在。
療育センターで働きはじめてからは色んなことが見えてきて、1歳半検診はそんなに怖いものではないということがわかりまして(^^;)
検診で引っかかった子も、就園前に急激に成長して結局大丈夫だったねという子も結構な割合でいるので、1歳半ですべてのことがわかるかというと、決してそうではないのだと、今なら思うのですが。
当時はかなり落ち込みましたね。
1歳半検診当日
その頃からすでに超多動のペン太。果たしてお利口に順番を待つことができるだろうか。長時間検診会場に居られるか、それも課題の一つではありました。
たくさんのおもちゃをカバンに詰め、内緒でタッパーにおやつを入れて(たまごボーロを一粒ずつこっそりあげていました)、早めに到着し1番の順番を取り、万全の体制で臨んだ記憶があります。
そのおかげもあり、ご機嫌な状態で検診を受けることができ、なんとか会場内に留まることはできました。(何度も脱走しようとしていましたが。。)
【1歳半検診の内容】
- 身体測定
- 内科医の検診、
- 歯科検診
- 発達具合の確認
- 発育具合の確認 など
ペン太の場合、身長も体重も順調で、発育の面では全く問題なし。問題は発達面です。
発達の確認で行れたひとつが、積み木を積むということ。
上に積むことはできましたが、保健師さんの指示を見てというよりは、自分がやりたかったから積んだという感じ。マネして作ってね、という指示は完全に無視して好き勝手に遊んでいました。
次に、いくつかの絵を見せられて、指さしができるかの確認をしましたが、これは全くできませんでした。
家でも指さしは全くできなかったので、『やっぱりできないよね~』と、特に驚きもしなかったのですが、検査してくれた先生は、
『指がさせなくても目で追えてればいいんですよ。ペン太くん、バナナって言ったらバナナの絵をちゃんと見ていますよ!』と、一生懸命フォローを。
ペン太、バナナが大の好物です(笑)
『先生、多分バナナが好きなので絵を見てるだけだと思います…(^^;)』ついつい笑ってしまいました。
バナナの単語には反応していたのかもしれませんが、他の物には一切反応できていなかったので結局は、要経過観察となり、『1ヶ月後に役所で言語聴覚士の先生がもう少し詳しく観るので来てください』と、検診は終了。
思っていたより、地獄に突き落とされることもなかったな、とちょっとホッとしたことを覚えています。
普段困っていることについて聞こうとは思っていたのですが、ペン太がじっとしていられず早く帰りたかったことと、保健師さんも『今日の様子だけじゃなんともいえないかな』という曖昧な感じではあったので、あまり詳しい話はせずに終わりました。
こんなにも大変な思いをして検診に臨んだのに、保育園での生活に全く問題ないと思っていたわたし(^^;)こんな数時間のお出かけでも一苦労なのに、1日ペン太の相手をしてくださっていた保育園の先生方はさぞ大変だっただろうと、今なら思います。
なぜそのときのわたしは気がつかなかったのか💦今思い出すと、ちょっと恥ずかしいです。
お読みくださってありがとうございました☺